1983年千葉県生まれ、兵庫県在住。
杉山の作品は、真っ白なキャンバスを前にした時に湧き上がる衝動や想像力に依拠するのではなく、線や面といった絵画を構成する最小要素を繰り返し重ね、組み直すことでつくり出されています。
モチーフとして描くイメージの生成時においても、主観的な意図や感情といった恣意的な情報が介入することを極力抑えることを重視しています。
技法的な面においても同様に、際(きわ)の処理においてマスキングを使わずに描く一方、筆致や手癖といった「肉筆らしさ」からも距離を置いたフラットな絵画表現を志向しています。
その試みは、作家の意思を前面に出すことなく、絵画そのものが自律的に立ち現れることを目指す実践といえます。
<主な個展>
「PAGUROIDEA」(TEZUKAYAMA GALLERY/2024)
「周縁と方法」(五台山竹林寺/2017)
「LOOP」(ASYL [元梅花堂]/2014)
<主なグループ展>
「2つの時代の平面・絵画表現-泉茂と6名の現代作家展」(Yoshimi Arts/the three konohana/2021)
「DELTA×WHAT CAFE exhibition ‘EXPANSION’」(WHAT CAFE/2021)
「SPR」(FINCH ARTS/2020)
「paint( )ings」(Yutaka Kikutake Gallery/2018)
「江之子島芸術の日々2017『他の方法』」(大阪府立江之子島文化創造センター/2017)
など。
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