他の存在なくして、自分の姿が認識し得ないことに 陸の見えない海の真ん中で、一人浮いているかのような感覚を抱いたことがあります。 どのように思えば、他の存在なく己が己であると定められるのかと考えた時に、人には個人的な時間や記憶、あるいは本人も知らない血潮のような瞬間的な心の動きの蓄積があり、 それらがその人自身の形を成しているという考えに至りました。 以降、瞬間と実在の反復に、自然の繰り返す運動の性質と類似性を感じながら、瞬間と永遠を行き来する表現を探究しています。 動いたはずの心を、置いてきぼりにさせないようにという祈りをこめて。
1994年 北海道釧路生まれ
2018年 多摩美術大学油画専攻卒業。卒業優秀作品選出。
2022年 「針はいつもあなたを抱きしめている」/ Gallery & Space TATSUMI
「Small Paintings」/ GALLERY IRO
2018年 「東京五美術大学連合卒業・修了制作展 」/ 国立新美術館
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