1996年　大阪府生まれ
2018年　京都造形芸術大学アートプロデュース学科卒（現・京都芸術大学）

2009年頃からインターネット上で作品の発表を始め、 2014年から展示活動を開始。
国内外にて、個展・グループ展・アートフェア等に出展。

「いつかあったような日常」をベースに、幼い頃に親しんだ少女漫画のような大きな瞳の少女や、ファンシー雑貨のような色彩を用いて表現しています。また、絵自体が子どものおもちゃやノートに描いたお絵かきのようであることを大事にしています。いつか汚れたり壊れてしまいそうなものに美を感じます。

思春期のころから、現実よりもインターネットでの人との繋がりが深かった自分にとって、SNSは切り離せない存在です。楽しいこともあれば、見知らぬ人々の喧嘩や暴言が目の前に流れ着いて、過剰に心を乱してきます。そのような日常生活で生じる心のゆらぎを捉え、善悪・明暗などで分けることのできない複雑な現代社会や人間関係を描こうとしています。

なぜそういったものに心が惹かれるのかと考えると、自身がインターネットに出会う前、現実を一所懸命に生きていた時に身近にあったものが、SNSや日常生活で浮遊しつづける自分の心を留めてくれるような気がするからかもしれません。

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主な個展に
「生の記憶、平らな記録」（京都蔦屋書店＆AMMON KYOTO、2024・WADA GAROU Lab.、東京、2025）
「1+2」（Contemporary Tokyo北京スペース、2023）
「色はさめる、空気を包む」（YOD TOKYO、東京、2023）
「些細で未熟な日々」（AMMON TOKYO & WADA GAROU Lab.、東京、2023）
「ZERO SKILL」（SHABI WORKSHOP、韓国、2022）
グループ展
「『Kawaii』だけじゃない!」（パークホテル東京、2024）
「199X¹³」（YOD Editions、大阪、2024）など。
他、「Study：大阪関西国際芸術祭」（大阪府立中之島図書館、2023）
出展、BSフジ「ブレイク前夜」出演。
PARK HOTEL TOKYO「アーティスト・イン・レジデンスプロジェクト」にて、アーティストルームの制作（2024-2025）など。

My artwork is rooted in the theme of “nostalgic everyday life.”
I express this through elements reminiscent of childhood, such as girls with large eyes inspired by classic girl’s manga and color palettes akin to fancy stationery. I value creating art that feels like children’s doodles on toys or notebook pages. I find beauty in things that seem fragile, destined to become stained or broken over time.
Since my teenage years, I’ve felt more connected to people online than in the real world. Social media has become an inseparable part of my life. While it offers joy, it also brings the chaos of starangers’ arguments and harsh words, often unsettling me. My artwork captures these emotional fluctuations that arise from daily life, attempting to depict the complexities of contemporary society and human relationships that cannot be neatly categorized as good or bad, light or dark.
When I reflect on why I am drawn to such themes, I realize it might be because the tangible, familiar things from my pre-internet life seem to anchor my restless heart amidst the endless drift of social media and modern life.

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