1994年、静岡県浜松市生まれ。広島県廿日市市・広島市出身。テクノロジーを戦後日本・東アジアを表象する象徴の一つと捉え、テクノロジーの発展と社会倫理の間に発生する摩擦や、東アジア・日本のアイデンティティ表象を巡る問題に焦点を当てる。自身の育った「ヒロシマ」も、原爆投下というテクノロジーと社会倫理の間に生じた大きな摩擦による文脈を持つ街であり、「21世紀の広島出身者から見たヒロシマ」は重要なモチーフの一つ。近作では科学技術や人工物によって形成された現代文化に着目して作品展開しており、自然-人工物の二項対立ではない人間文化を包含した風景の記録をテーマとしている。本企画で発表する新作シリーズでは、2000年台初頭の日本のある映像作品内で描かれていたサイバー空間の表現における構図、遠近法、色彩表現を参照し、バブル崩壊後の日本でかつて思い描かれていた「未来」と現代のギャップを表出させる。
2019年、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。また2023年に東京大学大学院学際情報学府修士課程を修了。アジアン・カルチュラル・カウンシルの2024年度ニューヨーク・フェローシップ・グランティーに選ばれている。
1994年 静岡県浜松市生まれ。広島県廿日市市・広島市出身。
2023 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程 修了
2019 東京大学大学院学際情報学府学際情報学専攻修士課程 修了
個展
2024 public void re-anthropocentrism(), Live Art Gallery, 東京
2023 public void capitalism(prototype), 麟祥院アートスペース, 東京(アーツカウンシル東京「スタートアップ助成」助成対象)
2018 public void(), 東京藝術大学大学会館展示室, 東京
グループ展(抜粋)
2024 Concrete Lives, 四谷駅前ビル5F, 東京
2024 (Don’t) Keep It, アートかビーフンか白厨, 東京(ゆとリーマン・高橋ゆうこうコレクション展)
2023 Take it Home, for (__) Shall Not Repeat the Error., そごう広島, 広島
2022 Noodle Party, ANB Tokyo, 東京
2020 New New New Normal, Gallery MoMo Projects, 東京
2019 ポスト技術立国, GALLERY KOGURE, 東京
2019 トーキョー・ストリート・ビュー, Red and Blue Gallery, 東京
2018 CODES OF CONDUCT: CODING BODIES, DECODING DIGITALITY, CLEAR GALLERY TOKYO, 東京
受賞等
2024 アジアン・カルチュラル・カウンシル ニューヨークグランティ 選出
Souya Handa, born in 1994 in Hamamatsu and raised in Hatsukaichi and Hiroshima, is an artist whose work explores the symbolic role of technology in shaping postwar Japan and East Asia. His practice focuses on the tensions between technological progress and social ethics, as well as the complex issues surrounding identity representation in the region. Handa holds a Master’s degree in Intermedia Art from Tokyo University of the Arts (2019) and a Master’s degree in Interdisciplinary Information Studies from the University of Tokyo (2023). He has been selected as a New York Fellowship grantee by the Asian Cultural Council in 2024.
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