ナカバヤシアリサ | 天王洲のアートスポット WHAT CAFE
【プロフィール】

1992 年 東京都新宿区に生まれる
2017 年 多摩美術大学 美術学部絵画学科 油画専攻 卒業
2018 年 相模原にある共同スタジオ「LION」加入
2022 年 相模原にある共同スタジオ「アトリエボイス」で制作中

抽象はより生々しい現実なのか。
絵画なのか滲み(にじみ)なのか。
ナカバヤシはスムースな支持体の上に、オートマティズムと素早いブラシストロークで森や川にも見える滲みのようなものを描く。
道に出ないようにと不自然にカットされた街路樹は誰もその声に耳を傾けてもらえなかった彼女に、庭園を流れる水は人から守られ暗闇
を出ることのない彼に、一見すると風景画にも見える絵が生々しい人々のリアルとして表現されている。
そこに描かれたものは、鑑賞者のバックグラウンドや世の中の課題によってたえず変化し、絵画の身体を経験させ他人の痛みを想像させる装置となり得る。
私は幼い頃から日本という国で女性として生きてきて、癒しがたい肉体の苦しみを感じてきた。
その傷を癒すための作業なのか、それとも今助けを求めている人に手を差し伸べるためなのか。
どちらかだけということはないはずだ。そんな自分の世界を物質化する行為は、誰かを理解する術であり、社会との繋がりにもなっている。

【Profile】

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【个人资料】

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【簡介】

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●「Untitled garden#01/Untitled 庭園 #01」/ 2023 / 727 × 910 × 32mm / Acrylic, oil pastel, pencil, paper

●「Untitled garden#02/Untitled 庭園 #02」/ 2023 / 430 × 330 × 60mm / Acrylic, oil pastel, pencil, paper