プロフィール

1987年静岡県生まれ。日本・フランス・スペインにルーツを持つ。
代々肖像画家を生業とする家庭で育ち、自身も肖像画の形式を用いた絵画の可能性を探る制作を行う。
現在、茨城県取手市のシェアアトリエ「スタジオ航大」を拠点に活動。


【ステートメント】
子供の頃よく描いていた落書き。特に人の顔は何度描いても飽きなかった。そして、それは今も変わらない。

私が人物を描き続けるのは、祖父の代から続いて肖像画業を営む父の影響が大きい。父が描く肖像画に囲まれた家で育った私にとって、それはとても自然なことだった。よく父のアトリエで、肖像画を描く過程を観察したのを覚えている。依頼主から受け取った写真を元に正確な下絵を描き、計画的に油絵具をのせてく。私はそこに描かれる会ったこともない人の姿を見ながら、勝手に性格や人生を想像していた。

今回発表するのは、そうしたルーツに立ち返りながら私なりの解釈で描いた肖像画のシリーズだ。父が描く肖像画と違って、私が描く人物は実在しない。これは、現実には存在することのできなかった人の痕跡、あるいは可能性を描いた肖像画だ。私は彼らのことを知らない。しかしかつて父が描く肖像画を見た時の様に、その姿から性格や人生を想像することができる。キャンバス上で生まれ、絵画空間の中でだけ存在できる彼らの人生を。


【略歴】
◆学歴
2012 愛知県立芸術大学大学院 美術研究科油画版画領域 修了
2010 愛知県立芸術大学 美術学部美術科油画専攻 卒業

◆展示会歴
2022 MITSUKOSHI Art Weeks 日本橋三越本店(東京)
2021 個展「fragments」 REIJINSHA GALLERY(東京)
2020 梅津庸一キュレーション展「フル・フロンタル 裸のサーキュレイター」 MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY(東京)
2020 個展「Light and Shadows」 REIJINSHA GALLERY(東京)
2019 山本冬彦企画「4人のYU展」 枝香庵Flat(東京)
2018 個展「山田優アントニ展」 REIJINSHA GALLERY(東京)
2018 SHIBUYA STYLE vol.12 西武渋谷店(東京)
2017 個展「山田優アントニ展Vol.2 -まなざしのむこう」 REIJINSHA GALLERY(東京)
2017 人物に託す意思 山田優アントニ×川島優 浜松市秋野不矩美術館(静岡)
2017 25人の作家たち 佐藤国際文化育英財団25周年記念奨学生選抜 佐藤美術館(東京)
2016 INTERWOVEN -編み込まれた世代- 名古屋市民ギャラリー矢田(愛知)
2015 個展「山田優アントニ展 -まなざしのむこう」 REIJINSHA GALLERY(東京)
2014 ホルベインスカラシップ選抜展VOL.2「2014 春〜布石〜」 REIJINSHA GALLERY(東京)
2011 個展「山田優アントニ展」 Galerie16 APERTO(京都)
2010 アートアワードトーキョー丸の内 2010 行幸地下ギャラリー(東京)

◆受賞歴
2014 トーキョーワンダーウォール 2014 入選 東京都現代美術館(東京)
2014 WONDER SEEDS 2014 入選 トーキョーワンダーサイト渋谷(東京)
2013 トーキョーワンダーウォール 2013 入選 東京都現代美術館(東京)
2013 WONDER SEEDS 2013 入選 トーキョーワンダーサイト本郷(東京)
2010 via art 2010 入賞 シンワアートミュージアム(東京)

Biography

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