キョウダカンジは、高校生の頃から独学で衣装を制作し、それを着て原宿に行くルーティーンを3年間送っていた。
本来衣装制作には使わないような、マネキンの顔やサランラップなどをハッキングしてファッション化している。
当時、キョウダカンジの日本装束を独自解釈した、装飾過多で奇抜なファッションの感性は誰とも共感することができなかった。
しかし、AIでファッションスタイル画を出力したときに、服の中にサソリがいたり、体の途中から衣服になっている画像が出力され、「これは僕だ!」とファッションにおける感性で初め他人(?)に共感を覚える。
ハッキング精神で衣装を作る彼の作風は、現在、Deforum Fashionという手法で表現が引き継がれている。
DeforumFashionとは、デジタルファッションにAI処理をかけた表現で、キョウダカンジのファッション同様、
全ての存在を、無理やりにファッション化してしまうものである。2023年8月にAI・デジタルファッションの展示会『光染』をUltraSuperNew Galleryで開催。
そして、現在は2023年10月のバンクーバーでのファッションショーに向けて、デジタルとフィジカルを融合させた衣装を制作している。
2000 Born in Arakawa, Tokyo.
2016 began costume designing with a hackers spirit.
2019 enrolled at VANTAN Design Institute but dropped out after 3 months.
Held the debut solo exhibition at joint Harajuku.
2022 participated in the primary course of “coconogacco”
Started creating AI and digital fashion designs inspired by traditional Japanese attire.
2023 Establish the KATASHIRO LLC,
Held an AI and digital fashion exhibition “Hikarizome” at UltraSuperNew Gallery.
COMING SOON...
COMING SOON...
●「光染」/ 2023 / 880 × 1,395 × 387mm / 映像作品
●「スカルマスク -1」/ 2023 / 120 × 200 × 40mm / プラスチック製スカルマスク、ライトストーン、シリコン系接着剤 ●「スカルマスク -1」/ 2023 / 120 × 200 × 40mm / プラスチック製スカルマスク、ライトストーン、シリコン系接着剤