【プロフィール】
キョウダカンジは、高校生の頃から独学で衣装を制作し、それを着て原宿に行くルーティーンを3年間送っていた。
本来衣装制作には使わないような、マネキンの顔やサランラップなどをハッキングしてファッション化している。
当時、キョウダカンジの日本装束を独自解釈した、装飾過多で奇抜なファッションの感性は誰とも共感することができなかった。
しかし、AIでファッションスタイル画を出力したときに、服の中にサソリがいたり、体の途中から衣服になっている画像が出力され、「これは僕だ!」とファッションにおける感性で初め他人(?)に共感を覚える。
ハッキング精神で衣装を作る彼の作風は、現在、Deforum Fashionという手法で表現が引き継がれている。
DeforumFashionとは、デジタルファッションにAI処理をかけた表現で、キョウダカンジのファッション同様、
全ての存在を、無理やりにファッション化してしまうものである。2023年8月にAI・デジタルファッションの展示会『光染』をUltraSuperNew Galleryで開催。
そして、現在は2023年10月のバンクーバーでのファッションショーに向けて、デジタルとフィジカルを融合させた衣装を制作している。