SHIMURAbrosはユカ（1976年生まれ。多摩美術大学卒後、英国セントラル・セント・マーチンズ大学院にて修士号を取得）とケンタロウ（1979年生まれ。東京工芸大学 映像学科卒）による姉弟ユニットです。平成21年度文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞受賞。カンヌ及びベルリン国際映画祭での上映をはじめ、日本国内外の美術館で作品の展示を行い、近年では恵比寿映像祭への出品や、NTU CCA Singaporeのレジデンスプログラム参加など、活動の場をさらに広げています。2017年にはArtReview Asia誌のA Future Greatsに選ばれました。平成26年度ポーラ美術振興財団在外研究助成を得て拠点をベルリンに移し、現在はオラファー・エリアソンのスタジオに研究員として在籍し活動しています。最近では、愛知芸術文化センター・愛知県美術館オリジナル映像作品の第30作の制作作家に選出され、第二次大戦中に「命のビザ」を発給した杉原千畝を起点に、現在も続く難民問題について考察した映像作品『Butterfly upon a wheel』（2022年）を制作しました。

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SIMURAbros　Instagram
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ユカ
1976　神奈川県横浜市生まれ
1999　多摩美術大学美術学部立体デザイン科卒業
1999　東京芸術大学美術教育研究会会員
2006　英国セントラル・セント・マーチンズ大学院映画・舞台芸術
　　　学部卒業

ケンタロウ
1979　神奈川県横浜市生まれ
2003　東京工芸大学芸術学部映像学科卒業

【個展】
2024　｢雲をつかんで虹を見た｣横浜市民ギャラリーあざみ野、横浜
2023　｢Specious Rainbow 見かけの虹｣東京画廊＋BTAP、東京
2020　｢Evacuation｣東京画廊＋BTAP、東京
2018　｢Film Without Film 映画なしの映画｣ポーラ美術館アトリウム
　　　ギャラリー、神奈川
　　　東京画廊＋BTAP、北京
2015　｢Tokyo Story｣東京画廊＋BTAP、東京
2013　｢Road to Singapore｣シンガポール国立大学美術館、
　　　シンガポール
　　　｢SHIMURAbros｣mercedes-benz-connection、東京
　　　｢SHIMURAbros｣A4 Contemporary Arts Center、成都、中国
2012　｢New Art NEXT 2012: Phantasmagoria｣横浜クリエイティブ・
　　　シティ・センター 、横浜
2010　｢DAY FOR NIGHT｣Proect-314、モスクワ、ロシア
　　　｢映画なしの映画｣タカ・イシイギャラリー京都、京都
2009　｢X-RAYTRAIN/LUMIÈREBROStoSHIMURABROS.｣ZAIM、
　　　神奈川
　　　｢LYON to YOKOHAMA / LUMIÈRE BROS to SHIMURABROS.｣
　　　創造空間 9001、神奈川
　　　｢EICON｣RAIL、ブレシア、イタリア
2008　｢BankART Bank Under 35 ̶ SHIMURABROS. 展｣BankART
　　　StudioNYK、神奈川
2006　｢SEKILALA」Galéria 13m3、ブラティスラバ 、スロバキア

【主なグループ展】
2025　｢Macao International Art Biennale 2025｣Macao Museum of
　　　Art、香港
2023　｢加速するビジョン あ³｣入江泰吉記念奈良市写真美術館、奈良
2022　｢Time Tunnel – Japan and the Jews｣Tikotin Museum of
　　　Japanese Art、ハイファ、イスラエル
　　　｢第26回アートフィルム・フェスティバル｣愛知県美術館主催、
　　　愛知芸術文化センター12階、アートスペース A、名古屋
　　　｢CROSSTALK｜Gallery Weekend Beijing Main Sector Special
　　　Exhibition｣798 アートセンター、北京、中国
2021　｢SUSHI— A World in a Grain of Sand｣（キュレーター：
　　　Xn Office）東京画廊＋BTAP、東京
　　　｢CADAN ROPPONGI presented by Audi｣六本木ヒルズ Hills
　　　café/Space、東京
2019　｢Migration: Speaking Nearby｣アジアカルチャーセンター、
　　　光州、韓国
　　　｢Sculpture Projects Ping Yao｣平遥古城 （旧ディーゼル工場
　　　跡地）、中国
　　　｢Disappearing Legacies: The World as Forest｣
　　　（キュレーター：Anna-Sophie Springer & Etienne Turpin ）
　　　Hermann von Helmholtz Center for Cultural Techniques、
　　　フンボルト大学ベルリン
　　　｢New Japan｣TSolyanka State Gallery、ロシア
　　　｢Pantone｣昊美術館、中国温州市
2018　｢第10回恵比寿映像祭『インヴィジブル』｣東京都写真美術館、
　　　日仏会館、ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイス
　　　センター広場、地域連携各所ほか
　　　｢大京都in舞鶴｣京都府、舞鶴市、福知山市、京田辺市
2017　｢FESTIVAL OF FUTURE NOWS 2017｣ハンブルク駅現代
　　　美術館、ベルリン
　　　｢The Case of the Osmanthus Flower Jelly｣Hessel Museum of
　　　Art and CCS Bard Galleries、ニューヨーク
　　　｢The Making of an Institution｣NTU CCA Singapore、
　　　シンガポール
2016　｢A Figment of Film｣Nangyang Techonological University、
　　　シンガポール
2015　｢Art+Village+City｣SHIMURAbros (オラファー・エリアソンの
　　　スタジオ研究員として)、 Sascha Pohle、Jing Wen、José
　　　Figueroa、Wurster Gallery、カリフォルニア大学
　　　バークレー校、アメリカ
　　　｢第二回新朦朧主義｣ 東京画廊＋BTAP、798芸術工場、北京；
　　　紅磚廠芸術区巡回展、広州
2014　｢Object Matters: 概念と素材をめぐる日本の現代表現」
　　　多治見市文化工房ギャラリーヴォイス、岐阜
　　　｢つくったり考えたり｣ 東京芸術大学美術館、東京
　　　｢Find ASIA｣ 横浜創造都市センター（YCC）、横浜
　　　｢六本木アートナイト｣ 六本木ヒルズ、東京
　　　｢Media Ambition Tokyo (MAT)｣ 六本木ヒルズ、東京
2013　｢What did you see?: He Qianli and SHIMURAbros」横浜
　　　クリエイティブ・シティ・センター Yokohama Creativecity
　　　Centre 、横浜
2012　｢ミクロサロン2012｣東京画廊＋BTAP、東京
　　　｢Parallel Far East World」 A4 Contemporary Arts Center、
　　　成都、中国
　　　アートフェア東京 2012 関連企画スペシャル ビデオプログラム
　　　｢ Body Talks? 未 知 な る カ ラ ダ ｣東京国際フォーラム、東京
2011　｢第14回文化庁メディア芸術祭受賞作品展｣国立新美術館、東京
　　　｢文化庁メディア芸術祭京都展（パラレルワールド 京都）｣
　　　京都芸術センター、京都
　　　アートフェア東京 2011関連企画スペシャルビデオプログラム
　　　｢Body Talks?未知なるカラダ｣SYMPOSIA 六本木、東京
　　　｢Creative Fantasista 2011｣Vacant、東京

　　　｢Invisibleness is Visibleness: International Contemporary Art
　　　Collection of a Salaryman ̶ Daisuke Miyatsu｣台北現代美術館、
　　　台北、台湾
2010　｢Akihisa Hirata × SHIMURABROS.｣タカ・イシイギャラリー
　　　京都、京都
　　　｢第13回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展｣国立新美術館、東京
　　　｢SEKILALA SHIMURABROS.｣ヨコハマ・クリエイティブ・
　　　シティ・センター、神奈川
　　　｢BIG IN JAPAN」Lion Nathan、The Royal Hall Industries、
　　　1000 Pound Bend、シドニー、メルボルン、オーストラリア
　　　｢手感的妙 : Contemporary airy crafts from Japan to Taiwan｣
　　　就在藝術空間、台北、 台湾
2009　｢CREAM ヨコハマ国際映像祭 2009｣サテライト会場, 横浜市立
　　　野毛山動物園、神奈川

　　　｢日常事變:LIVE BY PLAY｣ART TAIPEI 2009, 台北世界貿易
　　　センター、台北、台湾
　　　｢日本オーストリア交流年 2009 CODED CULTURES -Exploring
　　　｢Creative Emergences Binational Festival / Austria – Japan
　　　 2009」freiraum quartier21ミュージアムクォーター、
　　　ウィーン、オーストリア
　　　｢創造界隈のアーティストたち vol.1｣ヨコハマ・
　　　クリエイティブ・シティセンター、神奈川
　　　｢101TOKYO Contemporary Art Fair 2009｣秋葉スクウェア、東京
　　　｢ザイムフェスタ 2009｣ZAIM、横浜、神奈川
　　　｢EICON ̶ SHIMURABROS.｣タカ・イシイギャラリー京都、京都
2008　｢Breathe｣The Viridi-anne 2009 s/s パリコレクション、
　　　ギャラリー EOF、パリフランス
　　　｢EICON｣DEPARTMENTSTORE QUARTIER206、ベルリン、
　　　ドイツ
　　　｢横浜アート & ホームコレクション展 ｣
　　　横浜ホームコレクション、神奈川
　　　｢DESIGNTIDE TOKYO 2008 SHIMURABROS.×EXILIM｣
　　　東京ミッド タウンホール、東京
　　　｢エレクトリカル・ファンタジスタ 2008｣ZAIM、横浜、神奈川
　　　｢Nomadology｣SOUVENIR FROM TOKYO 国立新美術館、東京
2007　｢DESIGN TIDE TOKYO 2007｣メインエキシビジョン、国立競技
　　　場、東京
2006　｢transgenesis｣チェコ科学アカデミー、プラハ、チェコ
　　　｢Gods, Heroes, Man, Chaos｣ウィンドウギャラリー、ロンドン、
　　　イギリス
　　　｢DRABINA JAKUBA-Jacob’s Ladder｣Cricoteka Theatre、
　　　クラクフ、ポーランド
　　　｢With·Out·With」Robert Sánchez-Camus との
　　　コラボレーション、コクランシアター、ロンドン、イギリス

【受賞】
2012　平成 24 年度メディア芸術｢クリエイター育成支援事業入選｣
2011　文化庁メディア芸術祭｢アート部門審査委員会推薦作品｣
2010　文化庁メディア芸術祭｢アート部門審査委員会推薦作品｣

2009　文化庁メディア芸術祭｢アート部門優秀賞(文部科学大臣賞)｣
2008　YOKOHAMA 創造界隈コンペ2008｢空間創造部門@9001受賞｣
　　　横浜トリエンナーレ連動企画公募展｢BankART Bank Under
　　　35入選｣

2005　ベルリン国際映画祭タレントキャンパス｢入選 ｣

2003　第6回インディーズムービーフェスティバル｢総合第7位・横浜
　　　上映会グランプリ｣
2002　イメージフォーラム・フェスティバル｢ヤングパースペクティブ
　　　入選｣
2000　アップリンク主宰｢映画脚本賞｣


【コレクション】
宮津大輔コレクション
シンガポール国立大学
ポーラ美術館、箱根
愛知県美術館

SHIMURAbros is a sister-brother duo comprising Yuka Shimura, who was born in 1976 and holds a bachelor’s degree from Tama Art University and a master’s degree from University of the Arts London: Central St Martins, and her brother Kentaro, who was born in 1979 and holds a degree in Imaging Art from Tokyo Polytechnic University. After receiving an Excellence Award in the Art Division of the 13th Japan Media Arts Festival, hosted by Japan’s Agency for Cultural Affairs, the pair went onto have their works shown at Festival de Cannes and the Berlinale Festival and exhibited by art galleries in Japan and overseas. In recent years the works of SHIMURAbros have been exhibited at the Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions, and the duo has taken part in the residence program at the National University of Singapore’s Centre for Contemporary Art (CCA). In 2017, ArtReview Asia magazine named SHIMURAbros as a “future great”. SHIMURAbros relocated to Berlin in 2014 on a research grant from the Pola Art Foundation, where they are currently resident as researchers at the studio of Olafur Eliasson. Recently, the duo was chosen to create the thirtieth commission work for the Aichi Arts Center and the Aichi Prefectural Art Museum, which resulted in Butterfly Upon a Wheel (2022), a series of video works that considers the ongoing issue of refugees, starting with Sugihara Chiune, the diplomat who famously issued ‘visas for life’ during WWII

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