革小物職人としてのキャリアを活かして、革への装飾技法で あるレザーカービング(革への彫刻)で2020年より作品を発表。
「人生の妙に気付いた人」を前提に、パンクロックカルチャーやストリート アート、cartoonの様なフォントや構図を、凹凸や仄かな陰影(タンニンの色 合い)で表現するFloral Patternに反映させた作風を特徴としています。
素材である植物性タンニンで丁寧に鞣された革(ヌメ革)は、少しずつ色を変え ながら育って(経年変化して)いく特徴があり、そこが魅力的な素材です。 食肉文化の副産物である皮をただ廃棄するのではなく、革となるも、使い捨 てにするのではなく、日々の空間の中で、生活する人々に寄り添いながら ゆっくりと成長(変化)していく作品として。 時より、その変化を観て共に暮らす人達が、生きている事で得られる時間の 流れを、作品の中の人物の様に、肯定的な気付きとして、嬉びとして感じ 取ってもらえたら。 という思いをテーマに、制作をしています。
COMING SOON...
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●「more than any anniversary 1」/ スズキシノブ / 2021 / 320mm × 295mm / Carving on Veg tanned,full grain leather
●「more than any anniversary 2」/ 2021 / 260mm × 375mm / Carving on Veg tanned,full grain leather