【プロフィール】
東京都生まれ、2004年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画技法・材料研究分野修了
国内外での作品発表を続ける。東京藝術大学構内ギャラリー藝大アートプラザで展覧会キュレーションを手掛ける。
作品タイトルである「souvenir」という言葉は、[subvenire] を語源に持ち、心の中によみがえるもの、残るものを意味する。はじまりから終わりまで、下地を塗り重ねる手法で記憶や認識の在り方を体現する絵画を制作。
【ステートメント】
西洋絵画の下地製法をアレンジしたオリジナル技法により、絵画制作を行う。膠と胡粉をベースに淡い色層を重ねることで、色と光が現象として現れる絵画を目指す。作品タイトルの「souvenir」は、心の中によみがえる何かの痕跡を語源に持つ。鑑賞者と絵画の間に起こる関係性や変化により、記憶や感覚を喚起し、また同時にその不確かさを再考させる装置として絵画を捉える。
【略歴】
2022
個展(B-gallery/池袋)
まちの小さな美術展(文京区立本郷図書館)
cross over Vol.39 in Thailand(Sthorn Art Space)
2021
個展(horyuji 不二画廊/奈良)
個展(ぎゃるりじん/横浜)
二人展(ギャラリー邨/銀座)