吉見紫彩 | 天王洲のアートスポット WHAT CAFE
【プロフィール】

1990年大阪生まれ。

神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 表現文化論コース 博士前期課程修了


【ステートメント】
「未だ見ぬ抽象」をテーマに、塩や茶、スパイス、化粧品、神話や儀式、伝承、風習など、時代や文化を超えて「聖なるもの」「象徴」「浄化」「侘び」「善悪」といった高度な抽象価値を表現・共有してきたマテリアルやモチーフ、メソッドを展開・応用し、作品を制作。

現代、感情や五感、存在や気配、空間・時間といった四次元的な抽象はほとんど表現、共有できたと考えられます。
一方、「近くて遠い」「早くて遅い」「部分で全体」「個人の記憶で万人の神話」「目を瞑って見る」「一瞬と永遠を同時に感じる」といったような多次元的な抽象感覚は未だ表現や共有が困難です。

ユヴァル・ノア・ハラリは実存しない抽象的な存在を「虚構」と呼び、人類の中でもホモ・サピエンスが生き残った理由に、数や言葉、感情や宗教といった抽象的な概念を共有できたことを挙げ、それを「虚構の共有」と名付けました。
「虚構の共有」が生物の進化、生き残る術なのだとすると、「生きやすさ」とは「共有可能な虚構」つまり表現可能な抽象を更新し続けることかもしれません。

私は抽象画がまだ描ききっていない多次元的な感覚を「未だ見ぬ抽象」「共有可能性のある虚構」と捉え、それらを描くことで抽象芸術の新たな地平を探るとともに、人間をより生きやすい存在にしたいと考えています。

 

【略歴】

2022 Platform 29.8
ANB Tokyo ,Roppongi,Tokyo Japan
2022 ANB open studio vol.3
ANBTokyo,Roppongi,Tokyo Japan
2022   JAPAN PHOTO AWARD + INTUITION
Kyoto Japan
2016  TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD NEW VISOINS #03
G/P gallery Shinonome, Tokyo Japan 8 Nov. – 26 Nov.2016
2016  中国・厦門 写真祭ー東京女性写真展 2016
2016  TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD NEW VISOINS #02
G/P gallery Shinonome, Tokyo Japan 12 Jan. – 27 Feb. 2016

Awards
Tokyo Frontline Photo Award 2016 後藤繁雄賞
a.a.t.m 2016 選出
赤レンガポートフォリオオーディション 2015 優秀賞

【Profile】

coming soon

【个人资料】

COMING SOON...

【簡介】

COMING SOON...


●「mimosa room」/ 2020 / 1,620 × 1,303 × 33mm / Acrylic, Pastel on Canvas

●「sound breathe#6」/ 2021 / 242 × 333 × 20mm / Acrylic, Pastel on Canvas