視点を変えることで、そのものが持つ意味や認識が変化する事に関心を抱き、異質なモチーフを組み合わせる事で固有の文脈から切り離した状態にし、新たなイメージへと転換させる。
作品には骸骨、鶏頭、昆虫、爬虫類など様々なモチーフがメタファーとして組み込まれている。コラージュ的に構成されたモチーフ同士の関係性に注意深く思考を巡らせる事で、作品は多様な解釈やストーリーへと繋がりを見せ、鑑賞者の想像力を掻き立てる。
近年はアトリエの壁に無造作に貼り付けたドローイングや立体作品のマケットなど、恣意的なモチーフをメタ視点で再構成した絵画作品を制作している。画面からは目の前に広がる状況やこの世界の有り様を冷静かつシニカルに見つめる作家自身の眼差しを感じさせる。
COMING SOON...
COMING SOON...
COMING SOON...