小松本結 | 天王洲のアートスポット WHAT CAFE
【プロフィール】

「外見は、その人の内面の一番外側である」という小池一夫氏の言葉がずっと心に留まっている。
人の内面には幾重もの層があり、その最も表層に位置する「外見」に、どのような本質が隠されているのか――私はそれによく思いを馳せる。

SNSの普及により自他の境界が曖昧になり、容姿への関心が過度に高まっている現代社会において、摂食障害や醜形恐怖症に苦しむ人々が増加している。

私自身、醜形恐怖症と向き合って12年が経つ。作品では、発作時の独特な視界を絵の具の垂らし込みによって表現している。思い通りにはならない絵の具の偶然性を通じて、ままならない人生に思い悩む人々の内なる苦悩を視覚化することを試みている。

この病は私にとって深い傷であると同時に、人生の約半分を形作ってきた重要なテーマでもある。

ありのままの自分を受け入れることは容易ではない。SNSを通じて他者との比較が瞬時にできる現代ではなおさらである。
私の作品の象徴であるアゲートのような模様は苦悩の視覚化を試みたものだが、あえて美しい色彩で表現している。
苦しみもがきながらも「今日」を生きぬく人は美しいと思うからだ。
作品を通じて、同じ思いを抱える誰かが自分自身を見つめ直し、自己を慈しむ心を見出すきっかけとなることを願い制作を行なっている。

【略歴】

1993年 三重県生まれ
2016年 京都芸術大学 美術工芸学部油画(版画)専攻卒業
2018年 京都芸術大学 大学院 美術工芸領域油画(版画)専攻終了

【グループ展】
2020年「FACE2020」SOMPO美術館(東京)
2021年 「ARTIDE Vol.2」伊勢丹新宿店本館2階イーストパーク(東京)
2021年 「One Face展」ロイドワークスギャラリー(東京)
2022年 「One Face2022」ロイドワークスギャラリー(東京)
2023年 「One Face2023」ロイドワークスギャラリー(東京)
2024年 「上野の森美術館大賞展」賞候補 上野の森美術館(東京)
2024年 「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024」福岡国際センター(福岡)

【Profile】

Born in Mie Prefecture, 1993
2016 Graduated from Kyoto University of the Arts, Faculty of Fine Arts and Crafts, Oil Painting (Printmaking) Major
2018 Completed Graduate School at Kyoto University of the Arts, Fine Arts and Crafts Division, Oil Painting (Printmaking) Major

Group Exhibitions
2020 “”FACE2020″” SOMPO Museum of Art (Tokyo)
2021 “”ARTIDE Vol.2″” Isetan Shinjuku Main Building 2F East Park (Tokyo)
2021 “”One Face Exhibition”” roid works Gallery (Tokyo)
2022 “”One Face 2022″” roid works Gallery (Tokyo)
2023 “”One Face 2023″” roid works Gallery (Tokyo)
2024 “”Ueno Royal Museum Prize Exhibition”” Prize Nominee, Ueno Royal Museum (Tokyo)
2024 “”ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024″” Fukuoka International Center (Fukuoka)

【Biography】
【个人资料】

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【简历】
【簡介】

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【簡歷】

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