1998年神奈川県生まれ。2022年多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。現在は山梨県を拠点に活動。
変容し続ける流れの中で形を成す一時の「溜まり」を観測する「器」として、平面と立体を行き来して制作している。
私が生きる風景の中にあるテーブルや椅子、傘などのモチーフをもとに生まれた色や形に、奥行きや重さを見出して立体に起こし、制作した立体の中では、形や色を抽出して平面にする。
もののある風景を描くことは立体をつくる、立体を作ることは描くことだ。
引っ掻いたりメディウムを擦り付けることは、私が触れ合っている素材や支持体などのものの存在を確かめながら、様相を変え、ものの形を探るための行為だ。
環境の影響などで砕けたり風化したりして作品から生まれたもの(立体の脚、破れた布作品、砕けた土台など)も素材(布、鉄、木、粘土、絵具、テーブルの天板、セメント、家屋の柱など)と同列に扱い、また別のものの一部にしている。イメージと物質を受け継いで移ろう流れを作る。
元のモチーフとしての機能は流れの中で変化し、椅子だったものは門や止まり木として扱われたりして描かれる。
私との関わりや取り巻く環境で平面や立体は、唯一の「器」となり、内包している「溜まり」を観測できる装置になるのだ。
1998年 神奈川県 生まれ
2022年 多摩美術大学 美術学部 絵画学科 油画専攻 卒業
個展
2024 Shape of Weight GALLERY HAYASHI + ART BRIDGE 東京
2022 ad sem ble room_412 東京
2021 Monkey’s Birthday THT Gallery Osaki 東京
2020 pool GERELLY 美の舎 東京
2020 Owari/ DOGO 文華連邦内 東京
グループ展
2024 Art OnO GALLERY HAYASHI + ART BRIDGE 韓国 ソウル
2023 Art Fair Asia Fukuoka 2023 GALLERY HAYASHI + ART BRIDGE 福岡
2023 LIFE × ART on paper works GALLERY HAYASHI + ART BRIDGE 表参道スパイラルガーデン 東京
2023 Abstracting The Reality GALLERY HAYASHI + ART BRIDGE 東京
2022 3331 ART FAIR 2022 GALLERY HAYASHI + ART BRIDGE 3331 アーツ千代田 東京
2022 ぴったり現実と重なっているわけでもない(色と形と行為の法則) 児玉画廊 東京
2022 多摩美術大学卒業制作展 多摩美術大学 東京
2021 フラット三階建て プライベイト 東京
2020 曖昧なうねり 銀座meetsGallery 東京
受賞歴
2022 多摩美術大学卒業制作展 優秀賞
2020 Gallery美の舎学生選抜展 奨励賞
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