山脇 紘資 | 天王洲のアートスポット WHAT CAFE
【プロフィール】

1985年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。 国内外で展覧会を多数開催。 BEYOND THE BORDER ,Tangram Art Center (上海) の展覧会では世界的に活躍する Zhou Tiehai やオノデラユキ、辰野登恵子らと展示を行う。 2018年には香取慎吾らと共にグループ゚展を開催。 翌年霞ヶ関ビルにて個展を開催した。 2021年には森山大道、五木田智央らが出品するグループ展に参加をし、翌々年には初のパブリックアートとして北海道日本ハムファイターズの新球場を含めたエリア「HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE」にて作品の常設展示が予定されている。

 

【ステートメント】

【見ること、自然について】

“見ることで見つめられ、見つめられることで見える”

動物という存在は人間にとって古くから使われている最も身近な比喩です。
ラスコーの壁画に始まり、キャラクターに転用したり、日常会話では「あいつは猿みたいだ」というように、人は人をしばし動物に例えます。
動物を用いて人を表現することで、より人らしさを広く表すことができるのではないかと思うのです。

同時に自然の象徴でもある動物という存在を、自作では鑑賞者よりも物理的に大きな存在で描き表されていることが非常に多くありますが、これは山水画でも示されている通り人は自然の中では小さい存在であると共に自然の中の一部であるというという考えに基づいています。
自然は人が好き勝手に掌握できるものではなく、人がその自然という大きな存在に中に入り共存することで初めて生かされるのだと思います。
人の象徴でありながら自然の象徴でもある動物の肖像画を鑑賞者が目の当たりにした際に、鑑賞者は自然という存在と初めて一体化する感覚、いわゆる”生の感覚”が得られるのではないかと思うのです。

ですから私は絵画を鑑賞物(鑑賞者による一方的な鑑賞)というものではなく、実体的にも、心象的にも”鑑賞者を見つめる絵画”として描いています。
鑑賞者が鑑賞する、”見つめる” という行為と共に、その絵画に ”見つめられる” という、鑑賞者と絵画の対等的で精神的な反復運動が生まれると思うのです。
その時その絵画の存在は誰しもが共有できるものとなり、同時に匿名的で普遍的で観る人の個性を映し出す存在、「自分を知る鏡」となるのではないでしょうか。
そしてそんな反復運動こそが私にとっての自然であり、絵画の存在意義なのだと思います。
人は見ることで見つめられ、見つめられることで初めて見えるのです。

そしてその”見えるもの”こそが私が本当に知りたいこと、探求していることなのではないかと思うのです。

 

【略歴】

◆学歴
2012年 武蔵野美術大学 油絵学科卒業
2014年 東京芸術大学大学院 美術研究科絵画専攻第七研究室修了

◆展示会歴
[主な個展]
2010 俺の国 / WORLD IS MINE!!! ZEIT-FOTO SALON・東京
2016 「ookk」 H.PUZZ-LE.FRANCE WINDOW GALLERY ・東京
2018 山脇紘資個展 霞が関ビル・東京
2021 Twin Animals KITTE丸の内・東京
[主なグループ展]
2010 BEYOND THE BORDER Tangram Art Center ・上海
2011 母船を離れて / The Fruits of Adventures ZEIT-FOTO SALON・東京
2013 ”PORTRAIT” MEGUMI MGITA GALLERY・東京
2014 「Supernatural」 MEGUMI OGITA GALLERY・東京
2018 NAKAMA de ART 帝国ホテル・東京
2018 「puzz-le」 falo・東京
2019 2MAN show Yahoo!・東京
2021 estate ZEIT-FOTO kunitachi・東京
2021 REAL by ArtSticker DAIKANYAMA ART WEEK 代官山ヒルサイドフォーラム・東京

◆受賞歴
2022 HOKKAIDO BALLPARK ART PRIZE 2023 グランプリ HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE

【Profile】

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