本城葵 | 天王洲のアートスポット WHAT CAFE
【プロフィール】

茨城県出身。
2020年多摩美術大学日本画専攻卒業。
2022年多摩美術大学大学院日本画専攻卒業。

【ステートメント】
日本画で使われる岩絵具、和紙を使用し制作。

今回絵の題材となっているのは「ユートピア・理想郷」である。
理想郷は虚像でもあり、自分の中では非現実的な幻として存在している。
その非現実的な理想郷を眺め、その中の夢や希望、憧れの細部を想像し、自分が求める「理想」とは何か探している。
しかし、現実世界ではこの理想は存在できず、失望や悲しみなどといった感情が強く存在する、そして理想郷との絶対的な乖離が発生する。
それを理解してもなお、理想郷を追い求めていく、この感覚はなぜだろう。明るい方へ進んでいきたいと願うのはなぜだろう。現実と非現実のどちらも理解した上で見る理想郷は儚く美しい姿をしている。今回はそんな様子を表現している。

【Profile】

The subject of the painting is “Utopia.” Utopia is an illusion that exists within oneself as an unrealistic fantasy. Gazing at this unrealistic utopia, imagining the details of dreams and hopes within it, one searches for what they consider to be the “ideal.” However, in the real world, this ideal cannot exist, and disappointment and sadness prevails, leading to a stark disconnect between the real and the ideal. Despite understanding this, the pursuit of utopia persists. Why is that? Why do we want to move towards the brighter side? These are the questions I desire to answer.

【个人资料】

COMING SOON...

【簡介】

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●「Imagination」/ 2023 / 910 × 1,167 × 30mm / 和紙、岩絵具

●「I've been there」/ 2022 / 650 × 500 × 20mm / 和紙、岩絵具