【プロフィール】
1991年宮城県出身。
陶芸家の父の影響から幼い頃から様々なアートに触れ趣味で絵を描き始めました。2018年からボールペン画を中心に本格的に活動をスタートさせ、生と死や、愛についてポジティブなメッセージを表現し、鑑賞者や未来を生きる人々との心の繋がりができたらという思いを作品に込めています。
代表的にな作品として生死感をテーマにした(ドクロくん)というキャラクターを描いています。
【ステートメント】
幼い頃から絵を描く事が好きで、
その中でもレコードジャケットに描かれたカッコいい骸骨のデザインは、その頃の私にとても影響を与えてくれました。
その後本格的に絵を描く活動を始めるのですが、子供の頃には感じていなかった、死に対する不安な感情になることがあり、以前から描いていた骸骨をモチーフにした作品が次第に不安や暗いイメージとして頭の中で捉えるようになりました。
何かを変えたいと思い、生死感を今までとは違う可愛らしい姿で表現してみようと考えました。
骸骨の顔で、生身の体、生と死の振り子が混在している(ドクロくん)をポップな表現で描きました。
描いて行くにつれて「死について考えるのは、生きるを考える事」だと気づきました。
自分は生きることへの強い「欲」があり、作品を描いて行く中で自然と漠然とした死への不安も薄れていくきっかけにもなったキャラクターです。
現在、未来を生きる人たちに、ポジティブな感情で生まれたドクロくんを通して、少しでもホッとした時間を皆さまにお届けできれば幸いです。