神谷 徹 | 天王洲のアートスポット WHAT CAFE
【プロフィール】
神谷徹はカラーフィールドペインティングの形式を参照し、色に備わる表現力と主体性を自身の作品の主題に据えて、絵画の存在論と今日において絵を描くことの意味を再考します。これまで静物や風景、装飾的なモチーフをたびたび織り交ぜながら抽象と具象を往来してきたその実践は、絵画の定義を検証して押し広げるように発展を遂げてきました。ユニット式のインスタレーションからスケールの大きなキャンバスまで、作家による最新作の数々は、作品やそれに向き合う私たちを包み込む環境に沈潜し対話するよう誘います。 1969年愛知県生まれ。京都を拠点に活動。 1994年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了。 同年アイルランド政府奨学生としてアート&デザイン国立大学留学。 1999年ダブリンのTemple Bar Gallery & Studiosにてアーティストインレジデンス。 2011年文化庁在外研修員制度でロンドン芸術大学客員研究員。 2003年京都造形大学准教授就任、2023年より同大学教授。
【略歴】

〇近年の主な個展〇
「息/瞼の裏/なぞる」(SCAI THE BATHHOUSE、東京、2023年)
「Modest Engagement」(SCAI THE BATHHOUSE、東京、2016年)

〇主なグループ展〇
「Polyphony」(ARARIO GALLERY、上海、2022年)
「待合室」(アンテルーム那覇、沖縄、2021年)
「ひらいてみよう 美術の扉」(府中市美術館、東京、2020年)

など。

〇主な収蔵先〇
府中市美術館
京都芸術大学
Louis Vuitton Collection

〇主なコミッションワーク〇
麻布台ヒルズ
森ビル
虎ノ門ヒルズ
東京ミッドタウン
九州歯科大学
HYPERGRAPHIA: The Writings of DAVID SYLVIAN 1980-2014(書籍)など。

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